千葉市中央区の小児科内科 久保小児科・内科・アレルギー科【内科・小児科・アレルギー科】
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小児科

以下は乳幼児期、学童期によくみられる病気です。

■ 感染症

● ウイルス感染症

感冒(かぜ症候群)
ウイルスを主に原因とする、上気道の炎症を総称してよばれる。200種以上ある。
【夏に多い】咽頭結膜炎(プール熱)、アデノウイルス、ヘルパンギーナ、コクッサキーウイルス
【冬に多い】インフルエンザウイルス、パラインフルエンザウイルス、急性細気管支炎 RSウイルス
【手足口病】コクッサキー エンテロウイルス

●突発性発疹
●水痘(みずぼうそう)
●麻疹(はしか)
●風疹
●流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)
●伝染性紅斑(リンゴ病)
●感染性胃腸炎 
●白色便性下痢症、ロタウイルス



インフルエンザとは
インフルエンザウイルスが発見されてすでに60年になり多くの研究がなされていますが、その実体は不明な部分が多いようです。インフルエンザウイルスにはABCと3型あり流行としてみられるのはAとB型です。世界的な大流行を起こすのはA型にかぎられています。世界的な流行は1918年のスペインかぜで 全世界で6億人が感染し2000万人以上の人が死亡しました。日本での死者は38万人に達しました。その後1957年のアジアかぜ、1968年の香港かぜと20世紀に3回の大流行を経験しました。

インフルエンザの症状は急激に発熱、頭痛、全身倦怠感、筋関節痛などの全身症状では始まり 39度C〜40度Cの熱が2〜4日続き 熱が下がり始めると 咳、鼻汁がみられ ほぼ1週間の経過で軽快します。潜伏期は2〜3日ですので家族のなかで短期間に発症することがあります。ウイルス感染期間は5日前後ですので、かかりましたらこの期間は学校はお休みするようにしましょう。合併症は肺炎、気管支炎、といった呼吸器合併症が多くお年寄りの死亡原因の多くがこれによるものです。合併症で問題となるのは幼児(1歳〜3歳)に発症する脳炎、脳症です。発熱後 極めて短期間にけいれん、意識障害が出現し急速な症状進行が特徴的です。半数が死亡し 助かっても神経学的後遺症を残すことから予後が極めて悪く実態把握が緊急の課題です。

現在インフルエンザの診断は迅速キッドといって鼻の粘膜を綿棒でとり20分でA型かB型いずれかのインフルエンザに感染しているかどうかがわかります。その結果、抗インフルエンザ薬を早めに服用することで発熱期間がみじかくて済みます。この診断、治療は今一般の小児科、内科医院で受けることができます。最後にインフルエンザワクチンについてです。現在のワクチンはAB両型に効果をもつ精製されたワクチンです。任意接種で有料となります。成人は1回接種、13歳以下は2回接種となります。また、千葉市在住の65歳以上の人は個人負担1000円で受けることができます。ウイルスの変異によりその効果が疑問視されていますが調査ではB型はやや劣っているものA型には有効であったと報告されています。
突発性発疹
赤ちゃんの初めての発熱体験、熱は上がったり下がったりします。
母親からの抗体がなくなる頃、ヘルペスウイルス6というウイルスに感染して起こる病気です。急に発熱するのでびっくりしますが、赤ちゃんの機嫌はそれほど悪くありません。咳や鼻水も少なく、発病から3~4日で急に熱が下がり、お腹や背中を中心に発疹が出て、それも2~3日で消えてしまいます。発熱して1〜2日で下痢をすることもあります。熱が上がったり下がったりしますが、高熱のため熱性けいれんを起こすことがあります。
初めて熱をだしたから突発性発疹と自己判断しないで必ず医師の診察を受けましょう。赤ちゃんは突発性発疹をきっかけに小児科を訪れることが多いので、保険証やおむつ、着替えなど、いざというときの持ち物を用意しておき、救急医療体制や夜間診療の機関を調べておくなど赤ちゃんの診療体制を整えておきましょう。
麻疹(はしか)
始めは風邪のような症状から、合併症を起こしたりし入院が必要なことも
最も重い感染症の1つです。伝染力が強く、どんな体力のある子でもうつってしまいます。1979年(昭和54年)以降に麻疹ワクチンの接種が始まり、患者数は激減しましたが、はしかそのものがなくなったわけではありません。 始めは咳や発熱などの風邪のような症状をおこします。熱が一度下がって、ふたたびぶり返したとき発疹が現れます。口腔内にコプリック斑(白いブツブツ)ができて、麻疹と診断されます。 発疹は赤くて細かいボツボツがでます。次第にくっついて、2〜3日で全身に広がりむくんだ状態になります。この時期がいちばんつらい期間です。熱はい1週間で急速に下がります。発疹は、色あせて、色素沈着(くろずんできます)をおこし、痕が残りますが、これも2〜3週間できえてしまいます。麻疹にかかると一生免疫が得られます。麻疹は重症になるケースが多いので注意が必要です。高熱、食欲不振、咳、下痢、嘔吐などの症状が現れるため、水分や食事を摂るのが難しくなります。合併症も起こしやすく、中耳炎、肺炎は50~100人に一人、脳炎は1000~2000人に一人の割合で併発していますし、死亡するケースもあります。
感染を防くには?
母体からもらった抗体は生後10か月ごろには90%が、1歳2か月を過ぎると完全になくなります。したがって、生後8か月を過ぎたあたりから麻疹の抗体はなくなっていると考えたほうがいいでしょう。感染者の60%は1〜2歳で、まず1歳台に流行の」ピークがあります。予防接種の対象は12か月~72か月と幅が広くなっていますが。できるだけ早く受けておいたほうがいいでしょう。
流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)
発熱が長引くと髄膜炎を併発
おふくかぜはムンプスウイルスの感染で起こります。母体からもらった免疫は生後10ヵ月まで有効なので、赤ちゃんが感染することは多くありません。2歳過ぎから大人になってかかる病気ですが4~5歳からの感染が多くなります。耳下腺、顎下腺が腫れて痛いのが主な症状ですが、ウイルスは全身の臓器に回っています。腫れは3~7日長くても10日で消えます。腫れ方はなんとなく顔の形が膨らんでいるという感じで、手で触れると、やや硬く感じます。両側が一度に腫れることもありますが、片側の腫れが消えてからもう一方が腫れることもあり、合計2週間ちかく腫れることもあります。発熱が長引いたり、不機嫌、頭痛、嘔吐、ひきつけを伴うようであれば、髄膜炎の疑いがあります。髄膜炎は脳や脊髄の周りを覆っている膜の炎症です。比較的軽い髄膜炎ですが入院を要し、難聴を起こすこともあります。感染を防ぐには2歳になってから予防注射をしてください。自己負担の任意接種ですが、100人に一人が合併症の髄膜炎の危険があるので、うけておいたほうが望ましいでしょう。

●  細菌感染症

●A群レンサ球菌
●百日咳
●サルモネラ感染症(腸炎)
●インフルエンザ菌感染症(髄膜炎、肺炎、中耳炎)
●肺炎桿菌感染症(肺炎、消化器感染、乳幼児髄膜炎)
●腸管出血性大腸菌感染症



●  マイコプラズマ肺炎

■ アレルギー性疾患

● アトピー性皮膚炎
● 気管支喘息
● 喘息様気管支炎
● 小児花粉症



■ 外科的疾患

● そけいヘルニア
● 腸重積
● 不慮の事故、誤飲



■ その他の注意したい病気

● 川崎病
● 血液疾患
● 腎疾患
● 悪性腫瘍




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