千葉市中央区の小児科内科 久保小児科・内科・アレルギー科【内科・小児科・アレルギー科】
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アレルギー科

■ 気管支喘息

なぜ喘息になるの?
喘息発症の原因は不明ですが、小児では、親のアレルギー体質が遺伝したり、生活環境などにより発症すると考えられています。成人では、アレルギー体質に加えて、大気汚染や喫煙、過労、ストレスなど、様々な誘因により発症すると考えられています。  小児では成長するにしたがい治ってしまうことが多いのですが、残念ながら成人で治すことの難しい慢性の病気です。
どんな症状?
気道(喉から肺の中への空気の通り道)がアレルギー性の炎症によってはれて狭くなり、ゼーゼー、ヒューヒューしたり、咳・たんがでて息がしづらいなどの症状を繰り返します。  これらの症状を長年にわたって繰り返すことで、気道がとても過敏になり、様々な種類の刺激やわずかな量の刺激でも症状が起こるようになります。
ぜんそくを良くするためには?
ぜんそくは慢性的な病気ですので、症状がない時も、気道の炎症は続いています。苦しい時の治療は、一時的に気道を広げて息をしやすくする、いわば応急処置です。これだけでは気道の炎症は抑えられないので、症状は何度でも繰り返され、次第に重くなります。
大切なことは、症状がない時にも、ぜんそくの原因となる気道の炎症を抑える治療を長く継続することです。
●発作がない時(発作の予防)
・気道の炎症を抑えるためのお薬を毎日服用または吸入する。
・生活環境の整備(ほこり、かぜ、ストレス、煙草の煙、犬や猫などのペットをさける)
●発作がある時(発作の軽減)
気道を広げて息をしやすくするためのお薬(気管支拡張薬)を吸入または内服する。(1時間に2回吸入しても改善しない時は、すみやかに病院を受診する)

■ アトピー性皮膚炎

乳児では顔面、四肢伸側に好発します。
アトピー性皮膚炎の児の30%気管支喘息を起こします。
原因として乳幼児では卵、牛乳、大豆などの食物アレルゲンが主要原因となり年長児ではダニ、ハウスダストの吸入アレルゲンが関与してきます。
またそれに遺伝的な要素もあるといわれています。
乳幼児のアトピー性皮膚炎の症状の特徴としては顔面、耳介、頭部が多く、著しい潮紅、小丘疹、小水疱ではじまり掻くことにより、びらん(ただれ)痂皮(かさぶた)を認めるようになります。
体幹では貨幣状(コイン状)の湿疹ほ認めることが多いようです。
幼児期になると頚部、肘、膝に多くなり皮膚の乾燥がみられます。
年長になると乾燥はさらにひどくなり四肢屈曲部に好発します。乳児期に治癒してしまう児もいます。
幼児期に移行したものは軽快と増悪をくりかえして数年〜十数年にわたり続くこともあります。
一般に加齢とともに治癒軽快してきます。皮膚症状で診断しますが診断の補助またはアトピーの原因を調べる目的で血液検査をおこなうことがあります。

■ 花粉症

花粉症の典型的な症状といえば、くしゃみや鼻づまり、(アレルギー性鼻炎)、目のかゆみ(アレルギー性結膜炎)です。それ以外にのどのかゆみ、イガイガ感、咳といった咽喉頭症状(咽喉アレルギー)も少なくないことが最近の研究でわかってきました。



花粉被害は今後100年〜200年は続く
スギ花粉の大量飛散がつづくのは前年夏の気温と日射量に大きく影響される。気象状況のほかの理由として1950年~1960年に植林されたスギのほとんどが生殖期を迎えたことがあげられる。スギは樹齢25年~30年で沢山の花芽をつけるようになり、40年〜50年からフル回転し始める。スギの樹齢はかるく数百年を越える。生殖期間がどの程度なのかは不明だが、短く見積もっても100年~200年はいくだろうと関係者はみている。スギの樹齢が上がることで花粉飛散量はさらに増える可能性があると危惧する。
加えて、1970年台後半からスギに代わって植林されたヒノキが続々と生殖期に入り、状況はいっそう深刻化しつつある。さらにそれに追い討ちをかけるのが地球温暖化だ。気温が上昇し雨の降り方が変わることで日射量が増す。スギやヒノキの成長や生殖には格好の環境となり、花粉の生産量にいっそう拍車がかかり、被害は増える。
予防対策の頼もしい見方が登場
スギとヒノキの花粉がいくら多くても、完璧な治療法があれば問題は解決する。しかしそれらはまだ見出されていない。とすれば、次の手は花粉の予測精度を今以上に高め、予防対策を万全にすることだ。
その一環として、大気中の花粉を常時正確にカウントとする最先端の計測装置の開発が進められている。この装置の利点は、花粉の飛散量や分布を分単位で把握できること。患者や医療機関は、そのデータをインターネットで簡単に取り出せる。数年後には携帯電話でも情報をみられるようにする。予防対策に役立つであろう。スギ花粉は2月末から飛散が始まり3月下旬までが飛散の本格的ピークである。ヒノキの飛散開始は4月以降となる場合が多い。ヒノキ単独で発症することは少なく、スギ花粉症に続いてヒノキ花粉症を続発する例が多いことから2月から5月まで2~3ヶ月治療を要することが多い。
花粉症対策
花粉シーズンは、なるべく外出を避ける。
特に、風の強い日は外に出ない。外出は、午前中に済ませ、外出時にはメガネやマスクなどで花粉をよせつけないようにする。花粉の多い日は窓を閉目切り、開くときは風下の窓をあける。また、こういう日はフトンや洗濯物を干すのはやめる。花粉は、湿気を含むと重くなって、すぐ落下するので、部屋の中は乾燥しないように加湿する。

● 増加する小児花粉症

鼻閉症状逃さず早期診断を
東京都衛生局の報告によると、都民の5人に1人がスギ花粉症といわれています(平成8年度調査)。
全国的な調査は行われていませんが、各地でも増加していることは確かです。
最近の傾向として特に幼児期から学童期にかけて発症の増加が顕著です。
その背景には、近年にみられるスギ花粉の大量飛散に加えて、大気汚染、住宅や食生活などの環境因子が複雑に絡みあい、影響していると考えられます。花粉症のおもな原因はスギのほかヒノキ、カモガヤ(イネ科)ブタクサがあります。
花粉症を疑われる場合は次ことに注意してください。
鼻をすすっている動作や口呼吸を鼻閉症状の指標として見逃さないようにする。
鼻や目をこすっているしぐさも見逃さないようにする。以上の症状が続いたときは医師に相談してください。
家族に花粉症の人がいる場合には、花粉症になる確率が高いといえます。
治療について
学童にはステロイド点鼻薬が中心で目の症状には非ステロイドの抗アレルギー性点眼薬を使用します。点鼻いやがる幼児期には抗ヒスタミン剤の服用をするようにします。生活上の注意として花粉の多い日にはできるだけ外出しない。部屋の窓をしめる。
マスクをする。布団は干さない。干しても掃除機をかける。家の入り口にブラシを置いて、衣服を払ってからは入いるなどです。
診断について
・スクラッチテスト
微細な引っかきをつくり抗原(原因となる花粉)を皮膚組織に接触させてその反応を見るテストです。15分くらいで結果がでます。
・血液検査
血液をとってアレルギーの原因をしらべます。


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